【ドラえもん】野比のび太という少年の正しい逃げ方
道を歩いている時に、怒り狂ったジャイアンと遭遇すること、良くありますよね?
こんにちは、坂本です。
おそらく日本一有名な小学生である野比のび太。
みなさんはご存知でしょうか?
知らない方はドラえもんを見てください。
そして、いじめっ子で日本一であろうお方をご存じですか?
そう、ジャイアンです。
映画では身を呈して友達を護る男気溢れるジャイアンですが、毎週金曜日に見るその姿はいじめっ子以外の何者でもありません。
『お前の物は俺のもの。俺の物は俺のもの。』
『のび太のくせに生意気だ。』
『心の友よー!!』
など、数々の名言を残しているこのいじめっ子と対峙した時、のび太はどうするかと言うと、、、
真後ろに走って逃げる。
もしくは
目を堅くつぶって覚悟を決める。
この2つのパターンが多いのです。
覚悟を決めるのは一つの選択肢ではあると思いますが、護身術の観点からいくとなしだと言うのはおわかりになると思います。
問題はもう一つのパターン。
真後ろに走って逃げる。前回の記事に書かせていただきましたが、真後ろに逃げるのは基本NG
更に言うと相手目を潰す手を打たないですぐさま走り出すのもNGですね。
ところが、のび太は良いとは言えない逃げ方をしていても、道端で遭遇した場合は、高確率で家まで逃げ帰ることが出来ているのです。
運動能力が低いと言われているにも関わらずです。
このことからジャイアンはスピードがそこまで早くないけれど力が強い、パワータイプだということが伺えます。
友人の性質を上手く利用し、彼は逃げ切っているのです。
しかし、もしも対峙した人が知らない人だった場合はどうでしょう?
彼は目をつぶって耐えるのでしょうか?
その方ご危険ですね。逃げるでしょう。
どうやって逃げたらいいかを考えてみましょう。
場所は住宅街。車がすれ違うことが出来るくらいの道幅で、周りはコンクリート。
あるものは電信柱程度で視界を塞ぐものは何も無い。
のび太本人の運動能力も大したことない。所持しているものはランドセル。
さてどうしましょう?
まず最初にランドセルを相手に向かって投げます。
これには理由があり
・相手の視界を一部奪う。
・相手が追いかけてくるのを一瞬遅らせる。
・極力身を軽くし、走りやすくする。
無くしたらお母さんに怒られるとかそんなこと言ってる場合ではありません。下手したら死にます。それくらいの気持ちで臨みましょう。
次にとにかく角を曲がります。
追われていた場合、直線を走っていたら相手の視界に常に入ってしまいますが、とにかく曲がりまくることによって視界から外れるという行為を繰り返します。上手くいけば巻くことができます。
2~3個角を曲がった辺りで角を曲がってすぐ止まり、身体を壁にくっつけて待機をします。
相手が見えた瞬間に相手が走ってきた方向に走り出しましょう。
相手は
止まる→向きを変える→走り出す
の動作をしなければならないため、あなたを追いかけるのに時間差ができます。
自分もそうですが、自分以上に相手もかなりの体力を消耗しているはずです。これだけ振り回しているのですから。
~もしも走る体力がなかったら~
もしも走ることが出来ないのであれば、逃げ切ることを諦めましょう。
だからと言って黙って捕まる訳では無いのでご安心を。
先程のように角を曲がったところで止まり、迎撃の準備をします。
この時、角をある程度曲がらないと見えないような位置取りをし、いかにもパンチを放つぞ!と見える構えをします。
この状態で待機。
相手が曲がってきたら前に出つつ少し体を沈め、みぞおちと下腹部あたりを目掛けて真っ直ぐ次を放ちます。
交叉法と言い、相手の勢いを利用することにより、突きの威力が増すので、鍛えにくいみぞおちや下腹部に入ればもう追って来れないのです。